バンコクから栃木移住したなびこの話

タイのバンコク在住9年から本帰国したアラフォー夫婦の栃木移住した話です。タイ現地採用が中年になって本帰国したら日本でどんな生活が待っているのか。仕事は?住まいは?地方移住てどんなかな?そんな話を記録していきたいと思います。

小山市のタイ料理店@エラワンでランチ

こんにちは、栃木移住者のなびこです。

去年の年末にタイから日本へ帰ってきて早5か月、タイ料理が食べたい病にかかっています。

タイに住んでいたころは、普段は自宅で和食を作り、週末の外食も和洋中な感じでタイ料理をわざわざ食べに行くことはあまりありませんでした。

職場に食堂がなかったから、毎日のランチは道の青空食堂でぶっかけタイ料理を毎日食べていたのですけどね、あの頃は食事が選べなくてつまらないと贅沢に思っていました。

今となっては道路沿いのうるさくて砂ほこりをかぶりながらのふきっ晒し食堂の、ぶっかけタイ料理が恋しいです。

そんなわけで、栃木市タイ料理店がないか調べました。

結果は、一軒もありません。(もしあるなら教えてください)

グーグルマップ検索では、小山に数軒見つかりました。

その一軒、エラワンというお店にランチに行ってきましたよ。

小山市のエラワンはタイ人経営のタイ料理店

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見た目にもインパクトのあるこちらのお店です。

こんな外見のタイ料理店、タイにはないですけどね~。

やってるかな?と覗くとタイ人女性スタッフがやってますよと招き入れてくれました。

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もしかしてオープン前に来てしまったのか、お店に入ると店内のイスがテーブルの上に上がっていました。

降ろすとこんな感じです。

調度品は落ち着いていますが、ネオンはナイトクラブのようです。

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ランチセットがあるか聞いてみましたが、ないと言われました。

夜も昼もメニュー同じなのですね。

そしてこの青光りする店内で見たメニューがこちらです。

だいたいの一品料理が1000円前後の価格設定のようです。

この価格設定がとても面白くて、、、ソムタムが1,000円でトムヤムクンが1,200円ですと!

タイに行った事がある方なら分かると思いますが、ソムタムはパパイヤのサラダでどう考えても高級食材も使わないし、ツボの中でカツカツ叩いてすぐ出来る手間のかからないサラダです。

リアカー屋台でも売っているくらい手ごろでポピュラーなタイ人みんな大好きなソムタムは、高級料理店で食べても200バーツ程度です。

一方でトムヤムクンはタイ料理の中でも高級料理の方で、屋台はもちろん壁のないふきっ晒し食堂でも食べることは出来ません。

ある程度よいお店で、大ぶりのエビとたくさんの調味料と、正体不明の茎や葉っぱなどの香草を使い、甘く酸っぱく辛いというタイ料理の不思議な味付けの集大成、スープの王様といった料理です。

これは物価の安いタイでも安い料理ではなく、へたするとソムタムの10倍の価格がついている事もあります。

(例:ソムタム40バーツ、トムヤムクン400バーツ)

パタヤビーチのお手頃レストランでトムヤムクンのハーフだと、その半分程度で食べられますがそこは安い方だし量もハーフでした。

私が大好きなパタヤトムヤムクンはこちらの記事をご参照ください。

www.nabikotabi.xyz

だから、このエラワンのソムタム1,000円(高すぎる)とトムヤムクン1,200円(安すぎる)のバランスがおかしいと思ったのでした。

ここまでいろいろ書いておきながら、どちらも注文してないですけどね。

我々はランチに来たので、もっと簡単なものを選びました。

だってソムタムはただのサイドメニューでメインのおかずにならないですし、これ頼んでメインの料理頼んだら2,000円超えるんですよ。

タイ料理の屋台メニューに2,000円は払えないわ~。というわけです。

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私が注文したのはナムトックです。

これは北タイのイサーン料理を代表する辛い料理です。

簡単に説明すると豚肉とハーブやら香草たっぷりの激辛な炒め物です。

白ご飯と一緒に食べるものですが、とにかくハーブの香りが強くて独特の風味があります。

エラワンのメニューを見ると、このほかにもラープとかカオソーイとかあったのでお店としてはイサーン料理のカテゴリーなんだと思います。

豚肉の部位とか、ハーブの香りとかがタイで食べていたナムトックとはやや違ったけども、わりと美味しかったです。

辛さは足りませんでした。

日本人向けに辛さ控えめにしてくれているのかもしれません。

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こちらは旦那さんが注文したカオソーイです。

カオソーイも北タイを代表する郷土料理で、ココナッツミルクをたっぷり使ったマイルドなカレーラーメンです。

ラーメンが柔らかい茹で麺と、その上にカリカリの揚げ麺をトッピングしているのが特徴です。

ここのカオソーイは、、、全然美味しくなかった、、、。

下の麺はカノムジンみたいなソーメンみたいなにゅるにゅるの白い麺で、上の揚げ麺は皿うどんみたいで。

材料が手に入らなかったのかな。

もしタイで美味しいカオソーイを食べたことがない人がこのカオソーイを初めて食べてしまったら、カオソーイを嫌いになってしまうかもしれません。

カオソーイって、本当は美味しいんですよ!
北タイ料理と言っても、バンコクで非常にレベルの高い美味しいカオソーイはいくらでもあります。

正直言ってデパートのフードコードのカオソーイだって、美味しいんです。

タイに行くことがあったら、カオソーイをぜひぜひ試して欲しい。

そう思ったのでした。

下の記事はバンコクで直近で食べたカオソーイで美味しかったお店です。

スープ全部飲み干したいくらい美味しくて濃厚で味に奥行があって、辛いんだけどスプーンが止まらなくなる素晴らしいカオソーイでしたよ。

www.nabikotabi.xyz

エラワンのカオソーイは残念だったけど、これはクレームではなく、きっと材料がなかったんだ、と諦めます。

異国の地で郷土料理を再現するのは難しいですよね。

栃木県内で美味しいカオソーイが食べられるお店はあるのかな~。

いろいろ開拓したいと思います。

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