こんにちは、バンコクからの栃木移住者なびこです。
お盆に3泊バンコク旅行したときの記録です。
在住者だったなびこは、バンコク旅行中にあらゆる公共交通機関を使って便利にあちこち遊びに行きました。
旅行者がまず利用しないものもありますが、知ってるとすごく便利なので、行く機会があったらお試しください。
もっとも乗りやすいポピュラーな乗り物BTS(高架鉄道)
まずご紹介するのは、BTSです。
何の略かは知りません。
これがもっともバンコクで日本人が乗りやすい乗り物なのではないでしょうか。
近代的で綺麗で、日本で見るような、いわゆる電車です。
手にもっているのは1日パスで、150バーツくらいで乗り放題です。
多くのタイ人はラビットカードというものを持っていて、日本のパスモみたいにチャージしてピって乗るやつです。
なびこもラビットカード持っていましたが、期限が切れていると言われパスポート提示を求められ、かつ以前のラビットカードで登録していたパスポートと番号違うからって旧パスポート出せと言われたり、いやないし、あ!写真ならスマホに入ってる、なんて窓口でごにょごにょやって後ろに長蛇の列を作ってしまいました。
時間をかけて新しいラビットカードを発行してもらいましたが、安心してください、普通の旅行者なら1日乗り放題パスを買うのが一番早い安い便利です。
BTSはバンコクの中心部、ショッピングするとき、ホテルに帰る時なんかは便利ですね。
ただ、シーロムとか日本でいう新宿みたいな駅ではこのようにとんでもない混雑に巻き込まれます。
実は簡単なバンコクのバス
BTSはその名の通り、高架鉄道だけあってエスカレーターや階段で登らなくては駅に行けません。
暑いし登るのも面倒というときは、バスが便利です。
タイのバスって行先も書いてないし、アナウンスもないし、バス停にも時間も行先も書いていません。
でもね、車体にナンバーだけはしっかり書かれているので、自分の行動範囲のバスがどこを走るのかを覚えておくと、めっちゃ便利で安いんです。
この写真のバスは、プロンポンからトンローのほんの2キロ程度を乗りました。
歩くにはしんどく、BTSに登るのも面倒、そんなときはどのバスに乗ってもOKです。
乗ると乗務員のおばちゃんが、小銭の入った缶をシャンシャン!って振りながら近づいてきます。
20バーツ出しておけばお釣りが出ます。
だいたい10バーツちょいくらいです。
バス停で乗って、行きたい方向に行く限り乗って、違う方に曲がっちゃったら降りればいいんです。
主要の道路だとひっきりなしにバスが来るので、どれでも乗ってみると楽しいかも。
ちなみにエアコンバスはちょっと高くて、しかも遠くほど値段が上がっていくので、行先を言わなくてはなりません。
タイの行先は発音が難しいので、我々日本人がカタカナで地名を言ってもだいたい通じません。
エアコンなしの窓空きっぱなしバスなら、どこまで行っても一律料金なのでその分簡単です。
トンローバスでトンロー通りを制覇する
トンロー駅から北に伸びるトンロー通りは、一見日本人街みたいに日本風の飲食店が多いんですけど、実は北に行ったり左右にちょっと入ったりすると、とんでもなくお洒落なタイのお店があったりするんです。
タイのお洒落な若者は、たいていトンローかエカマイのソイの奥に居ます。
でもトンロー通り、けっこう距離がある(3キロくらい)ので、そこをひたすら往復するこの真っ赤なトンローバスに乗ると便利です。
しかもこのバス、バス停なくて、好きな所で乗り降りできるんです。
車窓から、あ!あのお店お洒落!行ってみようって思いついたらブザー押して降りればいいんです。
在タイ時はトンローに住んでいたなびこ、毎日のようにこのバスにお世話になりました。どこまで行っても9バーツです。
渋滞知らずのセンセーブ運河ボートでクルーズ気分
さて、バンコクと言えば渋滞です。
とんでもなく渋滞するんです。
でもいくら渋滞していてもそんなの関係なくスイスイ移動できる乗り物が有ります。
それは、運河ボートです。
この写真はトンロー通り北の端を東西に、スクンビット通りやペップリー通りと並行して流れるセンセーブ運河を走るボートです。
船は渋滞しないので、目的地までかなりスムーズに移動できます。
なびこは一時通勤に使っていたこともあります。
例えばトンローからアソークまで、5~6分で行けた気がします。
プラトゥーナム(チットロムあたり)までも15分かかりません。
住宅街からバンコク主要ショッピングエリアまで、すすーっと移動できるのです。
こちらも格安で、プラトゥーナムまで行って14バーツでした。
BTSだと初乗り22バーツくらいだから、まあそんなに変わらないけどボートで移動ってなんか楽しくないですか?
在タイ時にここのボートのこと記事にしていたので、乗ってみたい!て方は参考にしてください。
チャオプラヤー川はホテルの渡し船を使う
街中の小さな運河はボートですが、バンコクの西、お寺や高級ホテルが立ち並ぶチャオプラヤー川はホテルの渡し船が便利です。
BTSの駅で言うとサパーンタクシン駅です。
電車降りるとすぐ船乗り場があります。
行きたい高級ホテルの名を言うと、そこらへんにいるスタッフさんが船を呼んでくれます。
なびこはマンダリンオリエンタルでアフタヌーンティ予定だったので、マンダリンの船を呼んでもらいます。
呼ばなくても時刻表のある船は勝手に来ます。
自分が乗ってしまうと、この船の外観がどんなに素敵か分からないですが、すごくノスタルジーな船です。
船員さんもかっちょいい制服を着ています。
もちろん無料です。
ホテルでティしたあとは、駅に戻らずまた別の船で近くのアイコンサイアムという大型ショッピングモールへ行って、そこから出る渡し船で帰ってきました。
なんかね~、船で川向うに渡るってだけで旅してる感じですよ。
アイコンサイアムの中です。
天井から下まで水が滝のように流れていました。
すっごく近未来的で素敵でした。
こういう場所へ来ると、バンコクの近代化と都会化が凄まじい勢いがあると感じます。
こんな都会、日本で見たことない、、。とくに栃木にはない光景。
窓にガラスも入っていないドア開きっぱなしのボロボロのバスや、ゴーゴーすごい音のするオンボロの運河ボートもあれば、おハイソで優雅なホテルのティールームがあったり凄まじく煌びやかで豪華なショッピングモールがあったりと、バンコクっていろんな顔があります。
顔と言えばタイ人の顔も、下町ぶっかけ飯の食堂にいるタイ人と、おハイソなお洒落飲食店にいるタイ人(なぜか美男美女ばかり)とでは人種が違うのかな?てくらい違います。
格差社会です。
乗りこなすとやめられないバイクタクシー
最後に、これかなり危ないので元気な人にしかおすすめできないけど、、バンコクの道の始まりのところにこういうオレンジのベストを来たおっちゃんたちがバイクにまたがって並んでいるところがあります。
それはバイクタクシーと言って、おっちゃんの後ろに乗る、バイクのタクシーです。
タイではモーターサイと呼びます。
乗り方は簡単、後ろにまたがり、「ソイ5」とか、行先を言います。
けっこうスピード出されるので、バイクのおしりをしっかりつかんでください。
ちなみに女性はスカートだと横乗りですよ。
怖くない?横乗り!カーブでは顔が地面に近づきますよ。
今回の旅でなびこも久々にバイタク横乗り体験しましたよ。
いやー久しぶりだから怖かったー!。
プロンポン駅から、北のソイ(小道)の突き当りカフェまで行くのに乗りました。
歩くには暑くてムリだしってときにバイタクの出番です。
たったの15バーツでした。
在タイ日本人はたまに乗る人いると思うけど、私の友人もバイタク乗ってて交通事故に遭って結構な大けがした人もいるので、かなり危ない乗り物だと思いますね。
海外旅行保険に入ってないなら、旅行中はやめというたほうがいいですね。
しかし渋滞なんのその、車の合間をぬって走るバイタクは、慣れるとやめられない中毒性もあります。
というわけで今日はバンコクのあらゆる公共交通機関の紹介でした。
バンコク旅行の際に、乗ってみたいものはありましたか?
郊外に行くときは、ロットゥ(世界最速のミニバン)とかソンテウ(トラックの荷台)とか、ほかにも乗り物あるのでいつか紹介できたらと思います。
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