バンコクから栃木移住したなびこの話

タイのバンコク在住9年から本帰国したアラフォー夫婦の栃木移住した話です。タイ現地採用が中年になって本帰国したら日本でどんな生活が待っているのか。仕事は?住まいは?地方移住てどんなかな?そんな話を記録していきたいと思います。

丸亀製麺とバンコク在住貧乏時代の思い出

こんにちは、栃木移住者のなびこです。

昨日はクリスマスイヴということで、ディナーはそれっぽいコースディナーを予約していました。

ということでランチは軽めにしようかって、栃木に来てはじめて丸亀製麺へ行って来ました。

ちょうどお昼時に行ったのもあってか、外まで行列しててびっくりです。

栃木って本当にどこもかしこも並びます。

クリスマスランチは大好きな丸亀製麺

四国に住んでいたころは丸亀製麺に行ったことはありませんでした。

長い社会人生活を過ごした東京では、丸亀製麺が大好きでひとり池袋シャンシャイン店の行列に並んでまで食べていました。(今もあるのかな?)

そしてうどん汁はすべて飲み干すほど、そのあっさりしたうどん出汁が好きでした。

東京生活後が、社会人生活2番目に長い滞在となるバンコク生活に突入するのですが、バンコクにも丸亀製麺はたくさん支店があるのです。

いまいくつか撤退してるから、何店舗残っているのか分からないけど、なびこがバンコクに移住した2012年からの9年間、丸亀製麺はありました。

昨日外に並んでいるときに撮ったメニューです。

ぶっかけやかけうどんが360円、ということは100バーツ程度かと思うと、日本とバンコクでの丸亀の値段は同じくらいですね。

いちばん最初にバンコクに移住した頃は、タイ語も英語もできなくて、日本での職歴も接客業しかなかったなびこ、出来る仕事は日本人カスタマー相手の限られた職種のみでした。

というと、バンコクでの日本人最低賃金を下回る驚愕の月収25,000バーツだったんですよね。(3か月後に3万バーツになったけど)

25,000バーツって、日本円にして8万円くらいですよ。

もう本当にお金がなくて、例えば会社帰りに同僚と皆で「丸亀寄ろうか!」て行くことがあったんですが、当時の私は1食100バーツ越えることが恐ろしく、うわー今日の夕食は高くついたぁ~!てハラハラしたものです。

↑ 丸亀製麺ではいつもとろ玉うどんです。

バンコク丸亀製麺も、うどんの種類を選んでトッピングの天ぷらを選ぶという、そのまんまのシステムです。

なんだかんだ付けると130バーツくらいになりますね。

130バーツって500円もしないんですけど、当時の私は本当に貧乏で、贅沢しちゃったくらいに思っていました。

それから9年バンコクにいたわけですが、タイ語や英語の勉強も頑張って転職を繰り返して職歴積んで、最後の職場では50人程度の日系工場での責任者になっていました。

100バーツのうどんに躊躇していた貧乏人が、専属運転手付きのプージャッガーンになれたんです。

1,500バーツのアフタヌーンティだって余裕で払っちゃうよ。

工場で起こる全てが自分の責任にはなるのだけど、すごくやりがいがあったし毎日忙しいし精神的に辛いこともあったけど良い経験でした。

nabikotan.hatenablog.com

ただ役職についてラッキーってぼんやりしていただけではなく、努力もたくさんしました。

タイ人従業員が受けるエンジニア講習を一緒に受けてその後の社内テストで満点取ってみせたり、QCテストも満点取ってみせたり、タイ語で受けるから皆より不利だけど、一番できないと一番高い給料をもらう資格なんてないんですよ。

お客さんからのクレームは一身に受け謝り倒し役、タイ人従業員の不満解消のためにできることはなんでもしたし。(けんかの仲裁や借金問題まで、、)

辞めるときにタイ人従業員に、みんな本当にあなたが好きです!一番いい工場長でした!て言われて、あーしっかり仕事してきて良かったってウルウルしてしまいました。

タイはやる気や実力があれば仕事を任せてもらえるという環境があるので、日本よりずっとチャンスがあるなーと思います。

ほんとにさー、若者はタイ行ったらいいよ。

なんてことをいろいろ思い出して楽しくなった、丸亀製麺なのでした。

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