こんにちは、栃木移住者のなびこです。
先日鬼怒川温泉1泊旅行に行ったときに、近くにある東武ワールドスクエアにも行きました。
東武ワールドスクエアは、世界の歴史的建造物のミニチュア模型があるっていうテーマパークです。
ミニチュア模型があるだけ?
て、行く前は温泉ついでの寄り道程度に考えていました。
しかし思いのほか、とっても楽しめたのです。
子供が見たら、おもしろーいと思うのは当たり前かもしれませんが、大人になって楽しめるのは、あーここ行った!とか思い出がフラッシュバックしてどんどん湧き上がってくることです。
東武ワールドスクエアのミニチュア(といってもかなりの規模)
東武ワールドスクエアの入場料は大人2,800円とかなり強気な設定です。
当日でもいいのでコンビニに寄って前売り券を買うことをおすすめします。
セブンの複合機で、2人で4,600円のペアチケットを買ってから行きました。
交通アクセスは抜群で、東武ワールドスクエア駅というのがあります。
駅降りたら目の前でした。
入ると、真っ先に目に入ってきたのは東京スカイツリーでした。
私がタイ移住している間にできたスカイツリー、現物には1度しか行った事がありません。
ミニチュアでも大きいですね。
アメリカにやってきました。
行った事ないけど、都会ですねー。
このように世界のなにかがミニチュア模型化されているのですが、やはり行った事ない場所は、へぇ~くらいな感動でした。
というわけで、写真は山ほどとったけど、なにか個人的に心に残ったものだけ載せていきます。
旅の思い出が甦る!完成度高いミニチュア模型
イタリア・ミラノ大聖堂です。
むかーしむかし、20歳くらいの頃に行ったのですが、初めての親なしでの海外旅行がイタリアでした。
高校の同級生と2人旅で、そんなにお金もなかったので、真冬のめちゃくちゃ寒い時期にイタリア周遊10日間で10万円!みたいなツアーで行きました。
後にも先にも、添乗員さんが旗持って引率してくれるような旅行はこの時だけです。
そのツアーでは、ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ベネツィア、ヴェローナと、日本人が好きそうなイタリアの街をバスで巡りました。
ミラノ大聖堂は、確かそのとき中には入れなかったのだけど、見上げると首が痛いほどとても大きくて迫力のある建物でした。
しかしここにたどり着くまでに、ローマやフィレンツェを見ているので、こんなすごい建造物を見慣れてしまって、また教会かーくらいなもんでした。
もったいない、もっと感謝してよく見ておけば良かったです。
バチカン市国です。
当時のツアーでフィレンツェのウフィツィ美術館に立ち寄った際に、添乗員さんに「15分後に戻ってきてね」と言われたのでトイレ休憩かと思い、美術館のトイレによって集合場所に戻ったら、実は美術館に用意された時間が15分だったらしく、何も見れずにバスで連れ去られたというあまりにも悔しい思い出があり、2年後にひとり旅でイタリアリベンジしたときにバチカン美術館も来たのでした。
22歳の初めての海外ひとり旅で、旅の最後に訪れたのがバチカンです。
これも事件があり、日本で買ったガイドブックにはバチカン美術館は夕方16時まで開いていると書いてあったので、帰国前日に行こうと思って、前日の午後にフィレンツェからローマ入りしたんです。
そしてバチカン美術館に行ったら、もう閉まってて、門番の人に聞いたら明日来なさいと言われたんですね。
でもその明日って、日本に帰る日でしかも昼12時の飛行機です。
美術館が開くのが8時半とかで、朝から並びました。
だいぶ早く行ったのに数百人の行列ができていたんです。
やっと入れたときはもう本当に時間がないので、競歩なみの速さの早歩きでシスティーナ礼拝堂だけ行きました。
あまりにもスタートダッシュが決まったので、システィーナ礼拝堂に到着したときは私一人でした。
たった一人でミケランジェロの壁画に囲まれた瞬間、あーイタリア来て良かった!と思ったものです。
それだけ見て空港に走り、カウンターはすでにクローズしてて受付で騒いでなんとか飛行機に乗れたのでした。
22歳の大冒険だったなー。
ベルばら読んで行きたいフランス・ベルサイユ宮殿
ベルサイユ宮殿にやってきました。
フランスは行った事がないけど、ベルばら(ベルサイユのばら)を全巻読んだのでよく知っているつもりです。
死ぬまでには絶対行きたいなー。
バンコクでたまに行っていた某おしゃれバーで、ベルサイユ宮殿内の木から削りだした木材で作ったソムリエナイフ、というものをマスターが手に入れたと、それで空けたワインをいただいたことがあります。
マリー・アントワネットがもたれかかって休んでいた木だ!って。
本当でも違っても、ロマンですよね~。
あとこの時代の漫画だと「イノサン」もすごい漫画ですね。
怖すぎるけどますますベルサイユに行きたくなります。
思い出のバンコク・ワットアルンの再現度もすごい
タイに住んで9年、そのうち7年半くらいはバンコクに住んでいました。
でもワット・アルンに行ったのって2回程度なんですよね。
チャオプラヤー川の向こう側に見えるっていうシチュエーションは何度もありました。
この模型もちゃんとチャオプラヤー川もセットで作られています。
ワット・アルンの敷地内のお寺たちも完璧に再現しています。
緑色のヤック(鬼)の像の目の前で写真を撮る観光客の模型もリアル。
自分も日本から友達来たときに、こうしてヤックの前で写真撮ったよー。
あの2体の鬼には物語があって、どっちかの鬼がもう一人の鬼にお金を貸してて、返してくれないって取っ組み合いの喧嘩になって、鬼が大きいからその喧嘩で人間の家が壊れたり土地がぐちゃぐちゃになったりして、神様が怒って鬼を石造にしたってのがあります。
実は内容うろ覚えなのですが、バンコクで通ってたタイ語学校の教科書に載っていた物語です。
というわけで私のタイ語読解力が低いために、うろ覚えかつ正確でないかもしれないことをご了承ください。
また行きたいなータイ。
コロナ収まってまずはじめに行きたい外国は、やっぱりタイだなー。
続いて沖縄・首里城にやってきました。
首里城が火事で燃えてしまった年の春、タイからの一時帰国で沖縄旅行に行きました。
その時、数年ぶりに首里城に行って、そのあとすぐ燃えてなくなってしまったんです。
たまたまその年に首里城に行けたのは、呼ばれたのかな、なんてね。
ミニチュア模型を作るみたいに、首里城復建できたらいいのに。
それにしても綺麗なお城です。
続いては愛媛の道後温泉です。
愛媛で育ったわたし、住んでいると道後温泉って行かないもので、初めて行ったのは成人して東京暮らししてる時です。
近いと行かないものですね。
でも大人になった今、行きたいなーと思ったりします。
数年前にタイからの一時帰国で愛媛に行ったことがあったのですが、その時気が付いたのが、愛媛にはタイ人観光客が結構来ているということです。
松山城とかにいるのは分かるのだけど、梅津寺パーク行ったときの電車の中にもタイ人いたりとか、結構マニアックな場所にもタイ人を発見しました。
バンコクのドンキで、愛媛のお菓子コーナーなんてのを発見したときは嬉しかったです。
そのお菓子コーナーには愛媛の観光スポットを紹介する地図とかあったし、実はタイ人の中で愛媛がふつふつと人気が出てきているのでは?
愛媛が世界で有名になるといいな。
あとはどこか分からないけど、日本の田舎の風景です。
土のしっとりぼこぼこした感じとか、再現が素晴らしいですね。
いたるところに小さな人間もいるのだけど、ドアップで写真撮っても可愛いです。
子供をリアカーに乗っけて畑仕事から帰るところですね。
どろんこの服とか、ちょっと疲れた表情とか、まるで生きてるみたいです。
写真では紹介できませんでしたが、ミニチュアの電車が走っていたり、車やトラックが道路を走っていたり、港の模型では船も動いていたり、橋が上がったり閉じたり、100円入れればミニチュア人間たちが踊ったり楽器を演奏したり、という動きのある場所もたくさんあります。
100円入れたら動くやつは、誰か100円入れないかなーって心の中でみんな思っていて、誰かが入れて模型が動き出すと、一斉に人だかりができるという現象が起こっていました。
というわけで東武ワールドスクエア、ゆっくり歩いて1時間以上かかり、思い出に浸ったり、将来行きたいねーなんて話したり、楽しめたのでした。
温泉旅館行く前に行ったので、ランチはここで食べました。
ピラミッド型のゴハンとか、子供は喜びそうですね。
でもハンバーグぬるくて、ソースはキンキンに冷えててそれをかけるとさらにハンバーグがぬるくなってしまったので、ソースはかけない方がよいです。
ランチ意外は大満足な東武ワールドスクエアでした。(見た目美味しそうなのに残念)
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