こんにちは、バンコクから栃木移住したなびこです。
バンコクから日本に数年ぶりに戻って、住んだ事もない栃木市に移住を決めたわけですが、その理由に栃木はいつでも気楽に東京に出られるしという思いもありました。
なびこが続けている趣味のひとつには、東京じゃないと出来ないお稽古事があります。
栃木に行っても、週末通えばいっかーと思っていました。
そしてこないだの日曜に東京にお稽古に行ってきたのですが、思っていたより遠くてしんどかった話です。
栃木市から東京は特急だと早いし楽ちん
まず往路は疲れたくなかったので、贅沢して「特急きぬがわ4号」で向かいました。
この電車がすごいのは、このマイナーで小さな駅である栃木駅から新宿までを乗り換えなし1時間14分で行けることです。
新宿までの間に、大宮・浦和・池袋にしか停車しません。
なんという便利な!
がしかし特急券が必要です。
ということは、通常の電車乗り換えて行くより二倍の運賃がかかります。
栃木→新宿までの運賃は3,040円でした。
往復特急を使わなければ、往復で3千円で済むところですがもし往復特急ならその倍の6千円かかるというわけです。
それはちょっと頑張ればケチれるので、この日は往路のみ特急で行くことにしました。
きぬがわ4号は全席指定で足元広々快適
これがきぬがわ4号の切符です。
新幹線もろくに乗った事がないので、全席指定という切符が見慣れません。
4号車9番と書いてあるので、前もって足元に4号車と書かれた場所に立ちます。
でないと電車に乗ってから中を移動するのは分かりにくいし危ないですものね。
席は広々していて空いていて、後ろも誰もいないので思う存分リクライニングできます。
駅弁でも食べれそうなくらい振動のない、快適な走りっぷりでした。
きぬがわ4号車窓から。
こうして見ると栃木って本当に田舎ですね。
皆さんが栃木と聞くと宇都宮を思い出すと思うのですが、もし宇都宮から東京だったら、湘南新宿ラインの快速とかに乗れば普通料金で1時間半くらいで池袋あたりまで行けます。
栃木市は宇都宮よりだいぶ東京よりなのに、宇都宮からより時間がかかるという不思議です。
快適な電車の旅を終え新宿で降り、久しぶりの東京だしお洒落に美味しいランチを食べよう!と思っていました。
がしかし駅地下の飲食店はいちいち行列しています。
お稽古まであまり時間がないので、イメージとしてはすぐ入店して30分で出るくらいの時間割でした。
でももう全然むりでした。
東京は人が多すぎます。
結局お洒落ランチは諦めて、コンビニで買った菓子パンを早食いして目的地に向かうことになりました。
特急に乗らない場合の帰りのしんどさ
帰りはのんびり普通電車で帰ることにしました。
単純に、交通費の節約です。
もし湘南新宿ラインで帰ろうと思ったら乗り換えチャンスが2か所あります。
帰りにちょうど良い時間を調べたら栗橋経由でしたので、東武線乗り換えで帰ります。
かかる時間を調べると、新宿→栃木で2時間です。
不幸にもこの日は一日中雨です。
栗橋駅という駅は初めて降りましたが、田舎のふきっ晒しのプラットホームです。
辺りは真っ暗で雨で、風も強くて人もほとんどいなくて、、、精神的にやられてきました。
荷物も重くて、でも足元が濡れてるから荷物下ろせないし、本当に辛かった。
ちなみにうっかりスニーカーで出かけてしまったので、行きの時点で靴下まで雨でぐっしょり濡れています。
そんな靴下を一日履いたまま、足の指は氷のように冷たく、ふきっ晒しのホームで電車を待つのがしんどすぎました。
この時思ったのです。
あと1,500円出せばこの苦しみはなかったと。
お洒落ランチ出来なかった分、特急券に使えば良かったじゃん。
次回は特急で行こう、と強く決心した夜でした。
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